新米と古米の違いとは?新米の保存方法や美味しい炊き方をご紹介

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新米の季節がやってきましたね!

毎年秋の訪れを待ち望んでいる日本人にとって、新米の季節は待ち遠しいものです。

今年我が家はなんとご近所さんから刈りたてのお米をいただきました。

ということで早速精米、今朝は炊き立てのご飯で塩にぎりを堪能しました。

やっぱり何か美味しいんですよね、新米って。

なぜ新米は美味しいのか。

『新米』って言葉に単に躍らされているだけなのか…気になったので調べてみました。

そもそも新米とは?古米との違い

「新米」とは、収穫後から1年未満の新鮮な米を指します。

新米は、米粒のうち外側部分にある「ぬか」と呼ばれる部分がしっかりと付着しているため、ご飯が吸水しやすく、そのおいしさが際立っているのだとか。

また、米粒のぷちっとした食感があり、火を通すと膨張し、もちもちとした独特の食感を楽しむことができます。

新米は、販売期間が限られているため、この時期にしか味わえない美味しさがあるのです。

新米と古米の違いは?

新米と古米の違いは、保存期間です。

新米は、収穫直後から1年未満の新鮮な米を指します。

一方、古米は、1年以上保存した稲穂から加工されたお米を指します。

古米と新米の味の違い

古米と新米の味の違いは、保存期間などによる変化が影響します。

新米は、熟成が浅いため、もちもちとした食感があり、甘みが際立っています。

また、香りも良く、爽やかな味わいが特徴です。

炊いている時の匂いが全然ちがいますよね

一方、古米は、熟成期間が長いため、甘味やうま味が強くなり、深みが出て味わいが豊かになります。

ただし、保存期間が長くなると、風味や香りが落ちて、硬くなってしまう場合があります。

また、米質によって異なりますが、ジャポニカ米の場合、特に新米はピロリン酸の含有量が多ため、独特の香りと旨味があります。

一方、古米は硬くなりがちですが、時間をかけて水分を吸収しながら炊くことで、喉越しや香りがよくなる場合があります。

新米と古米、栄養価の違い

新米と古米の栄養価には、若干の違いがあります。

新米は、収穫直後で水分が豊富なため、ビタミンB1が多く含まれています。

特に玄米の場合、灰分も多く含まれており、ミネラルや食物繊維なども豊富ですが、新米には精米された膜が付いていないため、それらの栄養素の実質含有量は少なくなります。

一方、古米は、加工される過程でビタミンB1が失われ、主に炭水化物としてのエネルギー源を提供します。

ただし、古米は保存によって自然に植物油(オイル分)が出るため、脂質分が多く含まれます。

また、アミノ酸、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。

新米には新米の、古米には古米の良さが栄養面でも出てくるのですね!

新米と古米、どちらもバランスよく摂取するのが良さそうです。

新米の新鮮さを保つ。適切な保存方法について

白米

新米は、収穫から1年未満の米で、水分量が多く、その状態で保存すると、虫やカビが発生する可能性があるため、適切な保存方法を選ぶことが大切です。

以下に、新米の保存方法をいくつかご紹介します。

1.涼しい場所で保管する:お米を購入した際に、できるだけ早く涼しい場所に移してください。

2.密閉性の高い容器に入れる:新米は、水分を多く含むため、虫やカビの原因となります。そのため、密閉性の高い容器に入れて保管することが大切です。

3.直射日光を避ける:お米は、直射日光を当てると劣化しやすくなります。そのため、日光の当たらない暗所に保管しましょう。

4.湿度を管理する:湿度が高い場所に保管すると、虫やカビが発生する原因となります。湿度が高い場合には、消毒したシリカゲルなどを入れて湿度を低く保持すると良いでしょう。

5.空気を入れ替える:お米は、空気を入れ替えないと品質が劣化しやすくなります。そのため、定期的に容器を開けて、空気を入れ替えるようにしてください。

上記の方法を参考に、新米を適切に保存することで、新米本来のおいしさを保ち、食べるときに美味しくいただくことができます。

新米は冷蔵庫がおすすめ!保存空気に触れることによって次第に酸化しますので、2ℓ程度のペットボトルなどの小さな容器に入れて密封しましょう。
冷蔵庫の野菜室で保存しておくと、常温で保管する場合よりも2倍長く美味しさが保てます。
常温の場合には、1ヶ月程度で新米の美味しさも失われがちになりますので、フレッシュさを保つよう工夫してください。

新米を美味しく炊くコツは?

せっかくの新米。

美味しくいただきたいですよね。

新米の美味しい炊き方には、以下のような方法があります。

1.研ぎすぎず洗いすぎない
新米は、ふっくらとした食感が特徴。
研いだり洗ったりしすぎると、米粒が傷つき、味が劣化する原因になります。
はじめの水は素早く捨てて、短時間で優しく洗い、米粒に油分やビタミンを残すようにしましょう。

2.水の量は減らす
新米は水の吸収スピードが速く、繊維質も柔らかいです。
ですので、通常の水の量で炊いてしまうと柔らかくなりすぎてしまいます。
1合に対して10ml程度水の量を減らすと美味しく炊けまず。

3.炊飯は早炊きモードで
新米は水の吸収モードが速いです。
なので浸水時間は必要ありません。
ですので、高い火力で一気に炊き上げるのが美味しく仕上がります。
つまり、早炊きモードが適していると言えます。

4.炊きあがったらすぐに混ぜる
通常は炊き上がったら、10分~15分ぐらい蒸らしますが新米はあまり蒸らす必要がありません。
炊き上がったらすぐに空気を含むようにほぐして混ぜます。
炊きあがったままにしておくと、硬くなってしまうので大切な工程です。

以上のように、新米の美味しい炊き方には、いくつかのポイントがあります。
適切な水加減や火加減に気を付けて、新米本来の美味しさを引き出してください。

まとめ

今回は『新米と古米の違いとは?新米の保存方法や美味しい炊き方をご紹介』と題してまとめてみました。

いかがでしたでしょうか?

最近は農家さんの努力で素晴らしい品種改良などもあり、古米も新米に劣ることなく美味しいものが多いですよね。

しかし新米が出回る季節には、新米ならではの味わいも楽しみたいのも確か。

古米との風味や食感の違いを見つけながら、両方とも美味しくいただいていきたいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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