『マクロビオティックのレシピって何だか難しそう…』
そんな風に感じる方も多いのではないでしょうか?
実はマクロビオティックは欧米で流行し、日本にも取り入れられた食事健康法と認識されがちですが、
発祥は日本で日本人が提唱したものなんです。
料理としては精進料理に近いものが多く、一般家庭で何気なく出している一品が、マクロビ料理だったりします。
例えば、煮びたしやきんぴらなどもそうです。
日本人は、食材を生かすプロ。
野菜のうまみを引き出す料理方法を自然と先人から学んでいます。
今日ご紹介するレシピは『ナスの照り焼き』です。
皆さん作ったことある料理じゃないですか?
ナスと言えばの調理法の1つですよね‼
ちなみにナスには、以下のような栄養素が含まれています。
- 食物繊維:茄子には豊富な食物繊維が含まれており、便秘や糖尿病の予防に役立ちます。
- カリウム:茄子にはカリウムが豊富に含まれており、血圧を下げる効果があるとされています。
- ビタミンC:茄子にはビタミンCも含まれており、免疫力の向上や肌の健康維持に役立ちます。
- ビタミンB6:茄子にはビタミンB6も含まれており、脳や神経の機能を保つのに役立ちます。
- フラボノイド:茄子はナスニンというフラボノイドを含んでおり、強い抗酸化作用があるため、がんや心疾患の予防に役立ちます。
水分が多く、味にそんなにクセもないナス。
こんなに栄養素があることに正直驚きました。
今回ご紹介したのは、使う調味料を少し変えるだけでマクロビ流になる簡単料理です。
今回使う調味料の中で恐らく、珍しいと思うのは甜菜糖だけかなと思います。
ここで少し甜菜糖についてお話させてください。
甜菜糖の特徴と効果
甜菜糖とは、北海道だけで生産されているヒユ科の植物『甜菜(てんさい)』から作られている砂糖のことです。
まろやかですっきりした甘さとコクが特徴で、お料理だけでなくお菓子づくりにも適しています。
甜菜糖が身体に優しいと言われる理由はいくつかあります。
- 天然のミネラルが含有されている
カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム、亜鉛など天然のミネラルが若干含まれています。 - オリゴ糖で腸内環境の改善
ラフィノースやケストースといった天然のオリゴ糖が含まれています。
砂糖の中でオリゴ糖を含むのは甜菜糖だけ。
オリゴ糖はビフィズス菌のを増やす大切なパートナー。
ビフィズス菌が増えることで腸内環境が整えられます。 - 血糖値の急激な上昇を抑制する
甜菜糖のGI値は『65』で中GI値食品で、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
グラニュー糖が『110』上白糖が『109』と
精製された砂糖とはかなりGI値が違います。 - 身体を温めやすい
甜菜は寒い地域で生産されている為、マクロビオティックの考え方として
『身体を温めやすい陽の食材』となります。 - 安心の国産
原料の『甜菜』は北海道産が主。
砂糖に加工しているのも生産地なのでほとんどの商品が安心の国産品となります。
健康管理の為に血糖値の上昇をゆるやかにするのは必要不可欠な要素ですよね。
とはいえ、砂糖なので過剰摂取は禁物です。
『健康食って調理がめんどくさそう』
『味が薄くて美味しくなさそう』
『食べちゃいけないものが増えそうでヤダ』なんて思ってらっしゃる方も
普段使う調味料を変えるだけで、身体に良い変化が訪れるならやってみたいですよね。
是非、『マクロビ流 ナスの照り焼き』作ってみてくださいね!