腸は『第2の脳』腸活で心も体も健康に

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腸は、脳からの指令がなくても⾃らの判断で働きを調節する⼒をもっていることから、「第⼆の脳」とも呼ばれています。

また、脳と腸が密接に関連しあうことを指す『脳腸相関』という言葉があります。

例えば、『仕事や学校に行くのが嫌だな』とか『はじめての場所で緊張するな』など

緊張や不安感など、マイナスな感情を抱いたときにお腹が痛くなるといった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

このような病態は一般に過敏性腸症候群といわれており、病院に行くと大概言い渡される診断名です。

私も学生の頃は、家をでる時間になるとお腹が痛くなり、酷い時には倒れるほど。

病院に行けば、大した検査を受けるでもなく『過敏性腸症候群』か『迷走神経反射異常』などの診断結果がでていました。

親からは『仮病』、お医者さまからは『リラックスしよう』などと言われ困り果てたものです。

しかし近年、脳腸相関の研究によって腸内細菌が脳機能にどのように影響を与えるのか

特に心理的な側面においてどのように作用するのかなど、詳細な情報が得られるようになっています。

といことで今回は、腸内環境の改善が心と身体の健康維持にどういった影響を及ぼすのかを調べまとめてみました。

腸が『第2の脳』と呼ばれる理由

腸が第2の脳と呼ばれる理由は、以下のような点が挙げられます。

  1. 腸は独立した神経系を持っている: 腸には、中枢神経系とは異なる独立した神経系である「腸管神経系」というものがあります。
    この神経系により、腸の動きや分泌、免疫機能等を調節することができます。
  2. 腸内細菌が脳に影響を与える: 腸は、多種多様な細菌が生息する環境であり、腸内細菌がホルモンや物質の生成、腸内免疫や炎症調整などに関与しています。
    また、腸内細菌は、脳の機能にも影響を及ぼすという研究が進められています。
  3. 腸がストレス反応に関与する: 腸は、ストレスに対し強い反応を示します。
    ストレスが続くことで腸管運動が抑制され、便秘や下痢などの症状が現れることがあります。

これらの理由から、腸は単なる消化器官としてだけでなく、慢性的なストレスや食生活の乱れといった要因が引き金となって、身体や脳に直接的な影響を与えることがあるため、「第2の脳」と呼ばれるようになりました。

脳の信号無しに独立した神経を持っているから、生まれたての赤ちゃんでも難なく排便できるんですね~

「腸」を整えれば「心」が整う

幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の9割が腸で作られているのはご存じでしょうか?

実は脳内に存在するセロトニンは2%のみだそう。

この2%のセロトニンで、平常心や安心感を保ち、頭脳の回転や睡眠にも働きかけています。

その大切な脳内のセロトニンは、腸から送られてきた材料をもとにつくられているのだとか。

そのことから、便秘や下痢などの腸内環境の乱れが起きた時、セロトニン生成にも影響を及ぼし

ストレス状態やうつ状態など、精神の不調をきたすのではないかと考えられています。

つまり、腸内環境が健康的であれば、セロトニンの分泌が正常に行われ、脳に届き精神状態も安定するということですね。

生活習慣を改善し、腸内環境を整えることが、心身の安定につながるというわけです。

腸内環境を改善するメリット

『脳腸相関』という脳と腸の密接な通信機能により、精神面への影響があることはわかりましたね。

では、腸内環境の改善によって心の不調が改善される以外のメリットは具体的にどういったものなのか。

以下にまとめてみました。

  1. 免疫力の向上:腸内の善玉菌が増えることにより、免疫力が向上します。
  2. 消化吸収効率の向上:腸内細菌のバランスが整うことにより、栄養素の吸収率が高まります。
  3. 美容・健康への効果:腸内細菌のバランスが整うことにより、肌荒れなどの美容面や、便秘、下痢、膨満感などの健康面にも効果があります。
  4. 全身の健康にも影響を与える:最近の研究により、腸内細菌が肥満、糖尿病、心血管疾患、アレルギー、関節炎、炎症性腸疾患、自己免疫疾患など、多くの疾患にも影響を与えていることが分かっています。

これらのメリットから、腸内環境の改善は健康維持にとても重要なこととなっています。

腸内環境改善正常化の為に、今日からできること。

腸内環境を改善するためには、以下のようなことが推奨されています。

  1. プロバイオティクスを摂る:プロバイオティクスとは、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を防ぐ作用がある食品やサプリメントのことです。
    ヨーグルト、キムチ、納豆などに多く含まれています。
  2. 食物繊維を摂る:食物繊維は、内での善玉菌の栄養源となり、便秘や下痢の改善にも効果があります。
    野菜、きのこ類、海藻類、豆類、果物、全粒穀物などに多く含まれています。
  3. 水分を適切に摂る:腸内の善玉菌を健康に保つためには、水分を十分に摂ることが重要です。
  4. ストレスを減らす:ストレスは腸内のバランスを崩しやすくするため、ストレス管理やリラックスする時間を作ることが大切です。
  5. 規則正しい生活:規則正しい生活習慣を心がけることで、腸内環境の乱れを防ぐことができます。
    早寝早起きや適度な運動、規則正しい食生活などが挙げられます。
  6. 薬剤の適切な使用:抗生物質や胃薬などは腸内環境を乱しやすいため、必要最小限の使用に留めるようにしましょう。

これらのポイントを意識して、腸内環境を改善することができます。



ただし、体質や健康状態によって個人差があるため、専門家のアドバイスを受けることも検討してみてください。

④のストレスを減らすって難しいですよね。
欲しくも無いのに勝手に寄ってくるんですもん…。

でも自分が癒されるものを知るのは大切なことです。

これを機会に、ストレスが溜まった時の自分の癒し方を見つけてみてくださいね!

くれぐれもストレス発散と称した暴飲暴食はかえってストレスが溜まるので避けてください‼

まとめ

10月中旬を迎え、朝がめっきり寒くなりました。

冷えた身体を温める為に、最近は朝食にお粥を食べています。

今朝作ったお粥は生姜をたっぷり入れたたまご粥です。

そこに作り置きの自家製醤油麹で味付けをしたなめ茸をトッピングしました。

お粥は柔らかく、水分をたっぷり含んでいるので腸活にぴったりの食べ物です。

そこに繊維質が多く、プレバイオティックスとして機能する生姜や

不溶性食物繊維が含まれているえのき茸、水溶性食物繊維が含まれているなめこ

発酵調味料である醤油麹を入れ、最強腸活粥となりました。

食べたあとは長く胃がポカポカしていたので、これからの季節にぴったりでオススメです。

腸内環境改善にかかる期間は約3か月。

効果が出始めるのは最短で2週間後くらいからと言われています。

腸活は継続がとても大切です。

長い人生、健康に楽しく過ごすためにも、まずは今日からできることを日常に取り入れてみてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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