アスパラガスは、その栄養価の高さと多様な健康美容効果で、日々の食生活に取り入れる価値のある野菜です。
今回は、アスパラガスが持つ美容と健康への効果を調べてまとめてみました!
アスパラガスの旬について
アスパラガスは、その種類や栽培方法によって旬の時期が異なりますが、一般的に春が旬の時期とされています。
国産アスパラガスの旬は3月~8月で、特に5月前後が最も美味しい時期とされています。
山形の砂丘アスパラガスは4月~9月が旬です。
アスパラガスの美容と健康効果
アスパラガスは、美容と健康の両方に優れた効果を持つ野菜です。
低カロリーで脂肪分がなく、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
以下にそれぞれの効果についてまとめてみました。
アスパラガスの主な栄養素
- アスパラギン: アミノ酸の一種で、疲労回復に役立ちます。
- ルチン: 血管を強化し、抗酸化作用があります。
- 葉酸: 細胞の成長とDNAの合成に必要なビタミンです。
- β-カロテン: 抗酸化作用があり、ビタミンAに変換されます。
- ビタミンC、E: 抗酸化作用があり、免疫機能をサポートします。
妊婦さんに不足しがちな葉酸を豊富に含んでいます。
葉酸は赤ちゃんの発育に大切な栄養素。
健康的な子どもを産むためにも摂取することが勧められています。
美容効果
- 抗酸化作用: アスパラガスに含まれるビタミンCとビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、肌の美しさをサポートします
- 肌のメタボリズム促進: アスパラガスに含まれるルチンが血管の弾力性を高め、全身の血流を改善し、栄養素の運搬と肌の新陳代謝を活性化させます
健康効果
- 疲労回復: アスパラギン酸は疲労の原因となる乳酸の分解を助け、疲労回復に効果が期待されます
- 生活習慣病の予防: アスパラガスに含まれるルチンは、血流改善や便秘解消など、さまざまな健康効果を提供します。
美容にも健康にも嬉しい効果を発揮してくれる優秀な食材のアスパラガスですが、摂取のしすぎは禁物のようです。
【1日20本未満!?】
— ごはんが楽しくなる@お米のYAOYOROZU (@yaoyorozu_jp) April 15, 2024
アスパラガスから見つかったアスパラギン酸は様々な効果が期待されています👀
が、摂りすぎは必要なミネラルまで排出しちゃうとか。
なんて言いながら、そんなに食べる人いるの?と疑問…
生産者さんでもそこまで食べないのでは…
1日20本以上食べた人は教えてw pic.twitter.com/GYeHTRKMcX
免疫力が低下している方
— 張暁珺@本場の薬膳 (@xiaojuncnjp) April 15, 2024
アスパラガスを食べましょう!
アスパラガスの多糖成分は
マクロファージを活性し、免疫力を高めると、
現代研究で分かった。
抗酸化作用があって疲労回復効果もある。
中医学では
アスパラガスは肺の熱を冷ます、
利尿してむくみを緩和する。
胃腸の弱い方は控えめに。 pic.twitter.com/yonT1Q9XjJ
どんな食材もバランスよく摂取してくださいね。
アスパラガスを選ぶときのポイント
アスパラガスは、新鮮なものを選ぶことで、その美味しさを最大限に楽しむことができます。
また旬のアスパラガスは、栄養価が高く、味も良いため、選び方には特に注意が必要です。
SNS上では新鮮なアスパラガスの選び方を発信してくださる方もいらっしゃいますので是非参考になさってください。
これから初夏にかけて旬の【アスパラガス】
— ごはんが楽しくなる@お米のYAOYOROZU (@yaoyorozu_jp) April 15, 2024
選び方の目安は、
・色が濃い
・光沢がある
・穂先がしまっている
・根の断面がみずみずしい
・茎が太く丸みを帯びてふっくらしている
・ハカマ(三角の葉のような部分)が正三角形に近い… pic.twitter.com/0ONg2IKtYc
アスパラガスの保存方法
アスパラガスの短い旬を活かすために、新鮮なアスパラガスを茹でてから冷凍保存することで、最大8ヶ月間保存することができます。
また、長期保存をしない場合は、水につけて保存すると良いそうです。
【お願い】
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) April 2, 2024
アスパラガスは切り口を…
水につけて保存してください!!
コップに水を入れる
→アスパラの切り口をつける
→ビニール袋に入れる
→冷蔵室で保存
これだけで1週間以上長持ちします!
アスパラは乾燥に弱いため、水を吸わせることで鮮度が維持できます!
試してみてね! pic.twitter.com/ivwcHBC9iK
アスパラガスのゆるマクロビレシピ
アスパラガスは、マクロビオティックの観点から見ると、極陰性の食品とされています。
極陰性の食品は、身体を冷やし、リラックスさせる効果がありますが、過剰に摂取すると、身体のバランスを崩す原因になります
マクロビオティックでは、極陰性や極陽性の食品のバランスを取ることが重要視されており、アスパラガスのような極陰性の食品は、そのバランスを考えて摂取する必要があります。
ということで、陰陽のバランスがとれた中庸を目指したレシピを考えてみました!
シンプルなのに美味しい!アスパラガスの豆乳マヨネーズサラダ
今回使用したのは下処理が不要なミニアスパラガスです。
極陰性に分類されるアスパラガスを自家製の豆乳マヨネーズで和えました。
【豆乳マヨネーズの作り方】
・豆乳ヨーグルト 100g
・酢 大さじ1
・塩麴 大さじ1 1/2
・菜種油 200㏄
一つの容器に入れブレンダーで攪拌で豆乳マヨネーズは完成。
【豆乳マヨネーズソース】(2人分)
・豆乳マヨネーズ 大さじ3
・粒マスタード 大さじ1
・醤油 小さじ1
・レモン汁 1~2滴
お皿にこだわればお洒落に見える不思議…。
アスパラガスは極陰性、ということでドレッシングでバランスがとれないかなと考案してみました。
豆乳は陰性の食べ物に分類されますが、発酵過程で陽性に傾くことがあります。
なので今回は、豆乳ヨーグルトを使用しました。
ヨーグルトなら乳化も早いですし、一瞬でマヨネーズが作れてしまいます。
卵不使用なので、卵アレルギーの方も安心して食べられますよ。
お酢は陰性の調味料になるので、ここで元々陽性の特性を持つ塩に発酵過程をプラスした塩麴でバランスを取りました。
しかし、これだけでは陰性に傾きすぎるので、陽性の粒マスタードを混ぜて中庸を目指しました。
ま~正直、中庸かどうかなど視覚化できないのですから、身体によくて美味しければヨシ!という感じです。(うちのブログはゆるマクロビなんでお許しを)
マクロビについて真剣に書いている記事もあるのでこちらも読んでみてください。
まとめ
レシピでも使用しましたが、ミニアスパラガスが何故か好きなんです。
なんか…極細ポッキーみたいで…。なんでポッキーは細く、チョコは薄い方が美味しいのでしょうか?(話が逸れていく…)
茎の部分の下処理も必要ないし、すぐに火が通るし、栄養価の違いも通常のグリーンアスパラガスと違いは無いようです。
まだまだ旬の美味しいアスパラガス、皆さんも楽しんでくださいね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。